アドラップの名称について(事業目的)

 アドラップという名称は、横文字ですとADLUPと書きます。 これは私が考えた造語です。
 医療や介護で使われる言葉で、ADLという言葉があります。 
これは英語の activities of daily livingの略で、日本語では日常生活動作と訳されます。 ちょっと難しい言葉ですが
、日常生活動作とは、要は食事や着替え、排泄、入浴、移動など人間の普段の生活の行動全般のことです。
普段の生活動作を用具を使う事で向上させる、つまりアップさせる、だからADLをUPさせる、くっつけてADLUP(アドラップ)です。
 私は最も身近な福祉用具は眼鏡だと思います。眼が悪い人は身近に沢山いますし、眼鏡やコンタクトレンズを着けている人も普通にいます。それを誰も特別扱いはしません。
同じように何かしらの原因で、動作の一部に福祉用具を必要とすることになっても何ら特別な事ではありません。福祉用具を使って動作を補うことは自然なことなのです。
 また福祉用具は、それ自体に意志はありませんが、一方で誰にでも平等に決められた動作をします。24時間365日働きます。限定された部分ではありますが、お客様の要望に忠実に課せられた義務を果たします。
 私達はお客様の状態やご要望にできるだけ添った福祉用具をご提供できるよう日々活動しております。そして私達の納めさせていただいた福祉用具が、自然に絶え間なくお客様をサポートして、お客様とその身近にいらっしゃる方々に少しでもお役に立てますよう努力を続けて行きたいと思います。

自筆サイン

祖母の記憶(創業について)

 私がこの仕事を始めたのは、既に故人となって久しい祖母との関係が深いのです。それまでは介護や医療については一切関係のない生活をしていました。
 1996年のある日、同居していた祖母は長年患っていた糖尿病により様々な合併症に悩み、ついに右足首を切断することとなりました。この時は一時重体となり、我々家族としては正直覚悟をしました。
 しかしながら、この当時大学病院の医局に所属していて、祖母を大変慕ってくれていた親戚の医師(現青葉クリニック院長)とその医局の医師達の懸命な処置のお蔭で、奇跡的に祖母は回復しました。この事だけでも祖母は大変幸せな人だと思います。

<用具がいっぱいの自宅>

サンプル画像

 さて、こうして無事に退院できた祖母でしたが、当たり前ですが歩行は困難な状態です。
そこで祖母は、命を救ってもらった親戚の医師を通じて歩行器を購入しました。ほんと頼りっぱなしです。つまり大学病院を通じて歩行器を手に入れたのです。 また、一緒に住んでいる我々家族としても祖母の不自由さを少しでも解消するために、当時としては高価な電動ベッドを購入したり、家の中にも歩行器を置いたりしました。その結果、家の中は福祉用具でいっぱいになりました。 この当時介護保険はありませんから、家族としては大変な出費でしたが、祖母がそれで普通に生活できるならと思い、躊躇はしませんでした。

<病院で人気だった祖母>
 祖母はそのような環境の中で地元の総合病院に、その歩行器を伴って通院していました。 すると、当時福祉用具というのは大変珍しかったのでしょうね、祖母はいろんな人から「それ、どこで買ったの?」と聞かれ、そして結局は頼まれてしまい、同じ歩行器を、親戚を通じて何台か取り寄せていました。 病院から帰ってくると、「また、頼まれてしまった。」と話していた祖母の顔を今も覚えています。祖母はその2年後の1998年の冬に他界しましたが、最後まで寝たきりにならず、また認知症もありませんでしたので晩年は穏やかに暮らせたかと思います。

<どこにも売ってない>
それから数年経ち、我々が「何か新しい仕事はないか?」と模索していた時に、ふと祖母の記憶が思い浮かびました。「そういえば、どこにも売ってないな、必要としている人は沢山いるだろうに。」そんな想いで福祉用具について調べ始めたのです。笑われてしまいますが、この仕事が介護保険の適用業種となっていると知ったのはその後でした。2001年秋の話です。


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